本記事で解決できるお悩み
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!
「スピーキング力を上げるには、英語で独り言をするといいよ!」
勉強意欲の高いあなたなら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
しかし、なぜ効果があるのか、どうやって独り言をすればいいのかってよく分かりませんし、本当に効果あるの?と疑問に感じるかもしれませんね。
結論、独り言でスピーキング力を上がります!
実は、英語で独り言をすればスピーキングの流暢性が上がると、研究論文によって報告されていたんですよ!
本記事では、英語で独り言をするときの具体的な方法に加え、独り言を継続する方法まで踏み込んでお伝えしていきます!
本記事を読めば、誰でも正しく、英語で独り言を続けられるようになりますよ!
なぜ英語で独り言をすると、スピーキング力が上がるのか?
まずはじめに、英語での独り言でスピーキング力が上がる理由をお伝えしていきますね。
独り言で効果が出る理由は「身近なことについて、英文を自分で組み立てる練習ができるから」です。
「英語スピーキング力を伸ばす指導法とその評価」という論文によれば、スピーキング力の流暢性は、以下のように行うと効果的だと述べられていました。
- 身近な話題で、
- 話す前に一度内容を整理して(書くのも大事)、
- 30秒~1分で何回か口に出す。
たとえば、以下のような感じです。
- 「今日はよく英語を勉強したな~」を英語にしようとする
- 英文を考えたり、ググったりして正しい表現を考える
- 「I learned English a lot.」という文章に行き着く
- 作った英文を何回か発音して、口になじませる
まさに英語での独り言のことですよね!
独り言を繰り返せば、身近な話題を英語に訳す習慣が身に付きます。
すると、思い浮かんだことを英語にスラスラと訳せるようになり、結果としてスピーキング力が上がるんですね!
といっても、具体的にはどんなふうに独り言をすれば効果が出るのか、想像しにくいかもしれません。
そこで次の章では「効果の出る独り言のやり方」を4ステップで紹介してきます。
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スピーキング力を上げる英語独り言のやり方|コツは「語順の意識」です!
以下の順番で独り言をすれば、長い文章をスラスラと言えるようになりますよ!
- 「主語+動作+何を」で短い文を考える
- 時間、場所などを付け加える
- 理由を考える
- 何回か口に出してみる
順番にお伝えしていきますね!
ステップ1:「主語+動作+何を」で短い文を考える
効果的な独り言のやり方ステップ1は、「主語+動作+何を」で短い文を考えること。
英文の土台となる部分を、手早く作ることができるからですね。
たとえば「今日はよく英語を勉強したな~」だったら、以下のようになります。
- 主語:I
- 動作:learned
- 何を:English
コレなら思い浮かびやすいですね!
ステップ2以降の土台になるので、まずは「主語+動作+何を」だけのシンプルな英文を考えてみてください!
ステップ2:時間、場所などを付け加える
効果的な独り言のやり方ステップ2は、時間、場所などを付け加えること。
シンプルな表現に情報を加え、長い且つ自然な文章を作ることができます。
たとえば、「I learned English a lot」に時間や場所を加えると、以下のように長く自然な文章ができますよね!
- I learned English a lot on my desk for 3 hours.
少し形は変わりますが「集中して」など、自分の状態を加えてみてもいいですね!
- I was focus on learning English a lot on my desk for 3 hours.
それっぽい文になってきました!
少しづつ情報を加えれば、長く自然な英文を作ることができますよ!
ステップ3:理由を考える
効果的な独り言のやり方ステップ3は、理由を考えること。
理由まで考えておけば、実際の会話で聞かれたときに即座に切り返せる、もしくは「Because~」と続けて英語をスラスラと話せるようになれます。
さきほどの例だと「なぜ英語を勉強したのか」ですね。
英語を勉強する理由というと、以下のような感じでしょうか?
- TOEIC試験が近いから
→I’ll have TOEIC exam next month. - 海外出張があるから
→I’ll have business trip next month. - 仕事で英語プレゼンがあるから
→I’ll have presentation in English next month. - 外国人の友達と話せるようになりたいから
→I want become able to talk with my foreign friend in English.
ステップ1~3をまとめると、以下のような文章が出来上がりました。
- I was focus on learning English on my desk for 3 hours because I’ll have TOEIC exam next month.
これパッと言えたら、英語ペラペラの人と思われますね!
ステップ1~3に沿えば、長くて自然な文章を作ることができますよ!
ステップ4:何回か口に出してみる
文章ができたら、あとは実際に使えるように、何回も音読しましょう!
できれば、文章を見ず100回シャドーイングしてみてください。
作った英文をかっこいい発音で、いつでもスラスラと話せるようになります!
シャドーイングのやり方は海外赴任したけど英語が聞き取れない人へ|リスニング力を伸ばす方法を解説します【裏付けあり】で解説していますので、ご興味があれば見てみてください。
リスニング力もかなり上がりますよ!
とはいえ、シャドーイング100回はちょっとしんどいので、まずは何も見ずに言えるようになればOKです。
作った文章をスラスラ言えるまで、何回か発音してみてくださいね!
しかし、いざ独り言をしようと思っても、なかなか英語が出てこない方も多いんです。
そこで次の章では、英語で独り言が出てこないときの対処法をお伝えしていきますね!
独り言したくても、英語が出てこないときはどうしたらいいの?
英語が出てこないときは、以下の2つを試してみてください!
- 迷わずググる
- Siriに聞いてみる
一つずつ見ていきましょう。
迷わずググる
独り言をしたくても英語が出てこないときは、迷わずググってください!
ある程度考えて英語がまったく出てこなければ、いつまで考えても答えは出ないですよね。
なので、Weblio英和辞典やDMM英会話 なんてuKnow?などで、すぐに答えを確認しちゃいましょう。
正しい表現を調べて、すぐに覚えた方が効率的です!
Siriに聞いてみる
ググる以外にも、Siriに聞いてみるのもよかったです!
手軽ですし、発音も分かるのでおすすめですよ。
ちょっと英語の読み上げ速度が速いですが、聞き取りの練習にもなります。
ググってもSiriに聞いてもいいので、考えても英語が出てこないときは、迷わず調べるようにしてください!
ただもちろん、まずは自分で英文を考えるのが大切ですよ!
自分で考えても分からないときにすぐに調べる癖をつけておけば、使える語彙がどんどん増えていきます。
そうすれば、多彩な表現を使ってかっこよく英語を話せるようになれますよ!
ただ、英語の独り言って、そもそも継続するのが難しいんですよね……
1日できても、次の日からは独り言をしようと決めたことすら忘れちゃう方も多いでしょう笑
なので次の章では、英語の独り言を習慣化するコツをご紹介していきますね!
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英語の独り言を習慣化するコツ|続ければスピーキング力は確実に上がります!
以下の2つをすれば、英語での独り言を習慣化できます!
- 欲望を言語化する
- 時間と場所を固定する
上記2つは、行動真理コンサルタントの鶴田豊和さんが書いた「めんどくさいがなくなる本」で紹介されていた内容です。
一つずつ見ていきましょう!
コツ① 欲望を言語化する
英語の独り言を継続するコツ1つ目は、欲望を言語化すること。
自分の欲望が分かっていれば、ニヤニヤしながら行動できちゃいますよね。
例えば、英語を話せるようになって外国人の彼女を作りたい!とか、出世して給料を上げたい!とか、生々しい欲望を言葉にしてみましょう。
すると「独り言しなきゃ……」から「独り言したい!」と、気持ちが前を向いてきます!
コツ② 時間と場所を固定する
英語の独り言を継続するコツ2つ目は、独り言をする時間と場所を固定すること。
継続するための仕組みを作ることができます!
たとえば、以下のようなタイミングを狙うと、独り言を始めるトリガーが分かりやすく続けやすいでしょう。
- 通勤中
- お風呂
- トイレ
- 布団に入った直後
歯磨きを例に考えてみれば、分かりやすいかもしれません。
だいたいの人は、歯磨きを「寝る前」に「洗面台で」しますよね。
つまり、時間と場所が決まっているので、特に意思など不要で継続できるんです。
なので、独り言をする時間と場所を決めれば、独り言も習慣化しやすくなりますよ!
英語で独り言を続ければ、仕事も旅行も余裕になります
ここまで、英語での独り言の効果や正しい理由について、お伝えしてきました。
頭の中で、日本語を英語に変換する「英語での独り言。」
独り言をすればするやるほど、日本語を英語に変換する速度が上がっていきます。
続けていると、実際の英会話の場面でも、驚くほど英語がスラスラ出てくるようになるんです。
しかし、一番大変なのは「正しいやり方」で「継続する」ことではないでしょうか。
僕らは人間なので、どうしてもサボってしまいますよね笑
なので独り言がめんどくさくなったら、ステップ1の「主語+動作+何を」だけでいいので、英文を考えてみてください。
そして、1文だけでも英語にできたら、自分を褒めまくってあげてください。
毎日1 文だけでも独り言をすれば、1年後には365回も日本語を英語に変換することになりますよね。
それだけやっていれば、言いたいことをパッと英語にできる時が必ずやってきます。
「あれ?今パッと英語を思い浮かんだぞ!」
「ちょっと慣れてきたかも!」
こんなふうに感じれば、もう英語学習が楽しくて仕方なくなっているはず。
いつの間にか、外国人と仕事ができたり、海外旅行だって一人でいけたりするほどレベルアップしていますよ!
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まとめ|英語で独り言をする効果と正しいやり方|スピーキング力爆上がり!
では最後に、本記事の内容を振り返っておきましょう。
独り言に効果がある理由
「身近なことについて、英文を自分で組み立てる練習ができるから
効果のある独り言のやり方
- 「主語+動作+何を」で短い文を考える
- 時間、場所などを付け加える
- 理由を考える
- 何回か口に出してみる
独り言が出てこない時の対処法
- 迷わずググる
- Siriに聞いてみる
独り言を継続する方法
- 欲望を言語化する
- 時間と場所を固定する
英語での独り言を始めてみると、結構めんどうに感じるかもしれません。
知らないことを調べて覚えて発音までしないといけないので、当然といえば当然です。
しかし、何回かやっていると、必ずパッと英語にできる感覚が掴めてきますよ!
すると、仕事中でも買い物中でも「コレ英語でなんていうんだろう?」と考える癖がつき、どんどんレベルアップしていきます。
うまくできなくても「最初はこんなもんか~」と思えるくらい、気楽に取り組んでみてくださいね。
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
あなたが独り言でスラスラ英語を話せるようになることを、祈っています。